「盗聴されているのでは?」と調査を依頼する時は、周りの人に積極的に相談しない方が良い場合があります。
何故なら、盗聴器を仕掛けているのは身近にいる人達の可能性が高いのですからです。
彼氏、友人、親子、兄弟や、会社なら、上司、同僚、部下です。
「えっ」と思われるかもしれませんが、全くの他人が仕掛けるケースは少ないのです。
もし相談した相手が、盗聴器を仕掛けた本人ならば「相談は、止めときな」「高いんじゃないの」等言うのが当然でしょうね。
調査を依頼したと話せば調査前に外され、調査が終わってからまた仕掛けられます。
これでは何回調査しても見つかりませんし、犯人も判りません。
又、当社への連絡で、盗聴されているかも知れない部屋から電話をするのは絶対におやめください。
ご連絡をいただく際は、公衆電話・携帯電話で関係のない場所からかけるようお願いいたします。
方法としては「まずは盗聴器を取り外して、今度の対応を考える」、又は盗聴は違法な行為ですので「警察へ届ける」、大きく分けてこの2つの選択になるでしょう。
弊社で取り外して、誰が設置したのか追跡調査を行うことも可能です。
設置の状況にもよるでしょうが、盗聴器があった場合のことを考えておくことも必要かもしれませんね。
■アドバイス
現在、盗聴器はいろいろな物に姿を変えて仕掛けられます、目視だけでは発見するのはまず無理でしょう。
電波式発信器は、一般的に100メートル内外の範囲で盗聴が可能ですし、携帯電話を使ったデジタル盗聴器では日本全国どこででも盗聴できます。
広域帯受信機などの機器を揃えることができたとしても、発見するには専門の知識や機器が必要になります。
「盗聴されているのでは?」と、お悩みでしたら、お気軽にお問い合わせください。
盗聴器・盗撮器とはいくつか例を挙げましたが、その中のいくつかの対策を列記します。簡単ですので参考に試してみて下さい。
■コンクリートマイク
専用のマイクによって、コンクリートを通して盗聴する方法です。
ステレオやテレビを壁際に置いて、テレビの場合は、音声出力はステレオに繋いでください。
それからスピーカーを壁に密着させて、常に音を出すようにすれば大丈夫です。
TVやステレオの音のみが優先して伝わることになります。
■コードレス電話
アナログ式の子機の場合は、市販されている機器でも簡単に受信されてしまいますのでご注意ください。
コードレス電話を盗聴する場合は、親機の電波を傍受していますので、親機に付いているアンテナを縮めるか、寝かして下さい。
こうすると親機が出している受信電波の範囲が縮まります。
これで普通に会話ができるのであれば、この状態でご使用下さい。
これだけでも聞かれる可能性は低くなりますが、不安な場合は子機では大切な話はしないことが必要ですね。
■パソコンの無線LAN
必ず、ご使用中の無線LANの説明書にしたがってセキュリティをかけて下さい。
これで当分は大丈夫でと思われます。
但し、こうしている間にもセキュリティを解除する暗号解読ソフトが開発されてしまうかもしれません。
やはり安全なのは、ケーブルで繋ぐことですね。
■ベビーモニター
これは簡単です、ベビーモニターのある部屋に居る時は、電源を切って下さい。これしか有りません。
■デジタル盗聴器
現在最も効果的なのは携帯電話妨害機です。
但し、妨害機にもタイプがあり、FOMAやPHSに対応していない物があること、また妨害しようとしている本人の電話も使用できなくなります。マンションやアパートでは、近隣の住人がインターネットの接続を、モバイル方式にしていると通信トラブルになりますので、注意が必要です。
かつて携帯電話もPHSもアナログ式の受信機があれば傍受が可能でした。
今ではデジタル電波に全て変わりましたので全く聞けません。
携帯電話が盗聴されているというお客様がいらっしゃいますが、ほとんどの場合、近くに盗聴器が仕掛けられています。
もしあなたが盗聴・盗撮をされていると思ったら、その周辺を見回って下さい。
大抵は近くに見たことが無い、不審車両が止まっています。
アナログ盗聴・盗撮器の電波が飛ぶ距離は30〜300メートル程、それ 障害物が無いことが条件です。
もし、不審な車両を見つけたら、ナンバーを控えて下さい。
まず怪しいと思ったら行動です。そして専門の会社にご相談下さい。
注)当社では、盗聴器・盗撮器の発見を業務としております。盗聴器・盗撮器を第三者に仕掛けることはお断りしています。